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【展覧会】400点の作品や資料をもとにいくつもの「モダン」の形を紹介した企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」が島根県立石見美術館にて11月28日まで開催中

【展覧会】400点の作品や資料をもとにいくつもの「モダン」の形を紹介した企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」が島根県立石見美術館にて11月28日まで開催中

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アート新情報では、日本全国で開催されているおすすめの展覧会やアートイベントをピックアップして、みどころや開催期間・会場・巡回展などの情報をまとめました。

アーティストたちが国やジャンルを越えて、ポリフォニーのように共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形を紹介する企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」が島根県立石見美術館にて2022年9月17日(土)~11月28日(月)まで開催中。本展のみどころや展示作品をご紹介します。

※以下、画像と展覧会説明はプレスリリースから引用

企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」概要

1910年代から30年代は西欧を中心に日本を含む各地で、様々な「モダン」の形が現れた時代でした。

機能主義に基づく「モダニズム」は、いまだに当時の中心的な動向と見なされていますが、一方で、大衆消費社会が進展したこの時代は、常に新しくあるために装飾することに価値が置かれた、儚き「モダニティ」の時代でもありました。そして、この対立的に捉えられてきた二つの「モダン」は、実際にはいくつもの様態をうちに含みグラデーションをなしており、複雑に関係しながら濃密な時代を作り上げていました。

当時の作家たちは国やジャンルを超えて交流し、情報を共有して同期し合いました。その範囲は、絵画、彫刻から、家具、食器、洋服、さらにそれらを収める建築や都市など、私たちが活動する空間全体におよびます。

生活と芸術を一致させようと総合芸術の実践を掲げたウィーン工房は、フランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレと刺激し合い、一方室内装飾や建築を手がけたロベール・マレ=ステヴァンらフランスのモダニストへも大きな影響を与えました。ウィーン工房の生活全般への眼差しはまた、日本で新たな生活様式を模索した森谷延雄や斎藤佳三らにも共有されるものです。

同時主義絵画で知られるソニア・ドローネーはファッションの仕事に専心し、建築、家具デザインを手がけたルネ・エルブストらモダニストは都市を彩るショーウィンドウデザインに大きな関心を払いました。

そして、ドイツのバウハウスでは女性作家が織物に新たな光を当て、また、同校を離れた作家たちが、ブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校を舞台に応用芸術教育や制作に取り組むことになります。

1914年に勃発した人類史上初の世界大戦が象徴するように、この時代の最大の出来事は世界が一気に同期したということでした。本展ではおよそ400点の作品や資料をもとに、急速に変化する社会の中で作家たちがときに交わり、ポリフォニーのように共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形を紹介します。

展示作品紹介

ブルーノ・パウル《ダイニングチェア》 1908年 織田コレクション/北海道東川町

ブルーノ・パウル《ダイニングチェア》 1908年
織田コレクション/北海道東川町

アトリエ・マルティーヌ / ロジーヌ《香水瓶「本物のオー・デ・コロン」》1912年頃 海の見える杜美術館

アトリエ・マルティーヌ/ロジーヌ《香水瓶「本物のオー・デ・コロン」》 1912年頃
海の見える杜美術館

グンタ・シュテルツル《テキスタイルのデザイン》1927年 ミサワホーム株式会社 © VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2022 E4633

グンタ・シュテルツル《テキスタイルのデザイン》 1927年
ミサワホーム株式会社 ©︎VG BILD—KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2022 E4633

ガブリエル・シャネル《イヴニング・ドレス》1925年 島根県立石見美術館

ガブリエル・シャネル《イヴニング・ドレス》 1925年
島根県立石見美術館

フランシス・ジュールダン《ランプ》 1920-21年 ポール・エリュアール歴史美術館、サン・ドニ

フランシス・ジュールダン《ランプ》 1920-21年
ポール・エリュアール歴史美術館、サン・ドニ

ヨーゼフ・ホフマン《センターピース・ボウル》1924年 ポール・アレクサンダー氏、藤田真理子氏蔵

ヨーゼフ・ホフマン《センターピース・ボウル》 1924年
ポール・アレクサンダー氏、藤田真理子氏蔵

マリアンネ・ブラント《ブックエンド》1930-32年 宇都宮美術館

マリアンネ・ブラント《ブックエンド》 1930-32年 宇都宮美術館

マルセル・ブロイヤー《クラブチェア B3 (ヴァシリー)》1925年 豊田市美術館

マルセル・ブロイヤー《クラブチェアB3(ヴァシリー)》
1925年 豊田市美術館

アイリーン・グレイ《トランサット・チェア》1927年 織田コレクション/北海道東川町

アイリーン・グレイ《トランサット・チェア》1927年
織田コレクション/北海道東川町

フランシス・ジュールダン「スタジオ」『フランス室内装飾』1925年 豊田市美術館

フランシス・ジュールダン「スタジオ」『フランス室内装飾』1925年 豊田市美術館

マリア・リカルツ=シュトラウス《壁紙デザイン「再会」》1924年以前 豊田市美術館

マリア・リカルツ=シュトラウス《壁紙デザイン「再会」》
1924年以前 豊田市美術館

企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」開催概要

展覧会名 企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」
会期 2022年9月17日(土)~11月28日(月)
※会期中一部展示替えあり
前期:9月17日〜10月24日
後期:10月26日〜11月28日
時間 9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
休館日 火曜日
会場 島根県立石見美術館 展示室C・D
住所 島根県益田市有明町5−15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
アクセス
入場料 【企画展】
一般/1,200円(950円)
大学生/600円(450円)
小中高生/300円(250円)
未就学児/無料

【企画展・コレクション展セット】
一般/1,350円(1,050円)
大学生/700円(530円)
小中高生/300円(250円)
未就学児/無料

※価格は全て税込み。
※( )内は20名以上の団体料金
※小中高生の学校利用は入場無料
※各種障がい者手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方およびその介助者は1名まで入場無料
公式サイト 企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」特設サイト
美術館公式サイト 島根県立石見美術館 公式サイト
主催 島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、中国新聞社、日本海テレビ
特別協力 東京国立近代美術館、東京藝術大学、ミサワホーム株式会社
協力 日本航空、ヤマト運輸株式会社
後援 芸術文化とふれあう協議会
助成 一般財団法人地域創造
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この記事を書いた人
Takenaka Kenji

著者名:Takenaka Kenji

デザイン事務所playpark代表、クリエイティブディレクター・Webディレクター・イラストレーター。 趣味は、美術館・展覧会・仏像巡り。 目標:全国の美術館を制覇する事。

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