Share

  • noteアイコン
【展覧会】戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会する展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が上野の森美術館にて2022年11月22日から開催が決定

【展覧会】戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会する展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が上野の森美術館にて2022年11月22日から開催が決定

303 Views この記事は約4分で読めます。
記事URLをコピーする

アート新情報では、日本全国で開催されている展覧会やアートイベントのみどころや開催期間・会場・巡回展などの情報をまとめました。

兵士や馬の俑、その数およそ8000体の埋蔵が推定される始皇帝陵の兵馬俑坑。戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会する展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が上野の森美術館にて2022年11月22日(火)より2023年2月5日(日)まで開催が決定しました。本展のみどころや開催概要などをご紹介します。

※以下、画像と商品説明はプレスリリースから引用

「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」概要

古代中国の知られざる秘密が明かされる

紀元前770年、周王朝は洛陽に遷都したが、次第にその権威は失われ、各地で有力な諸侯が独立していく時代に入った。約550年続いたこの群雄割拠の世が、後に言う春秋戦国時代である。

紀元前221年、秦の始皇帝がついにこの戦乱を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てた。わずか十数年のうちに秦は滅亡したが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えている。

そして紀元前202年、漢の劉邦が西楚の項羽を破って再び中国を統一する。秦の国家制度を引き継いだ漢王朝は、古代中国における一つの黄金時代だ。この二国の治世は、中国の基礎を確立した時代として今に知られている。

本展では、秦漢両王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開となる貴重な文物を多数展覧。それらが語る歴史を紐解いていく。

戦国時代の極小の騎馬俑が、なぜ始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?
なぜ西方の秦が、東の関を守り抜き、東方の六国に勝利しえたのか?

日中国交正常化から50周年を数える2022年、古代中国の知られざる秘密が明かされる。

秦の始皇帝とは

趙の都邯鄲かんたんで生まれた秦王嬴政えいせい。約550年続いた群雄割拠の春秋戦国時代を終結させ、紀元前221年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てた。1974年、秦始皇帝陵付近で、偶然、地中に埋まった素焼きの像が発見され、地下5メートルの巨大な地下空間に、おびただしい数の兵士や馬の像が埋まっていることが発見された。

兵馬俑とは

兵士や馬をかたどった像で、陵墓に収められました。始皇帝陵に埋蔵が推定される約8,000体は、顔、体、服装のひとつひとつが異なると言われています。

みどころーHIGH LIGHTー

過去最大級のスケール。 兵馬俑36体が来日決定!

兵馬俑坑

1974年、西安郊外の秦始皇帝陵墓付近で歴史的な発見がありました。そこには、一体一体違う顔をした等身大の人間の像が、おびただしく埋められていたのです。

本展では、この世界的に有名な始皇帝の遺物をはじめ、戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会します。日中国交正常化50周年だからこそ実現した、破格のスケールの展示をお楽しみください。

ここに注目!兵士や馬の俑、その数およそ8000体の埋蔵が推定される始皇帝陵の兵馬俑坑。中でも、かつて11体しか確認されていない希少な将軍俑から、日本初公開となる1体を展示。

日本初公開&国宝級を多数含む、約200点の文物が集結!

現在に至る中国の礎を確立した、秦・漢両王朝の中心地域・関中(現在の陝西省)。

今回は中国の陝西省文物局の全面的な協力のもと、同地の出土品を中心とする約200点(兵馬俑36点含む)を展覧します。中国国家一級文物(国宝級を指す中国国内の区分)から、最新の発掘調査による出土品まで、日本初公開を多数含む貴重な文物をお見逃しなく。

ここに注目!古代の青銅器から、選り抜きの名品が揃う。さらに、漢の武帝が作らせたと伝わる秘宝・鎏金青銅馬も36年ぶりに本邦で公開。

1,000年に渡る、歴史のドラマを追体験!

《2号銅車馬》

《2号銅車馬》 【展示は複製品】 統一秦 秦始皇帝陵博物院 ※一級文物

紀元前770年の周王朝の遷都から、220年の漢王朝の崩壊まで、およそ1,000年に渡る時代の歴史資料を紹介。

群雄割拠の春秋戦国時代、わずか十数年の間に絶大な国力を示した秦時代、そして古代中国の黄金時代の1つを築いた漢時代・・・近年では漫画や映画などのエンタメ作品でも盛んに取り上げられ、大きな注目を集める古代中国史。その重厚なドラマが、貴重な文物の数々から蘇ります。

ここに注目!戦国時代に生まれた小さな副葬品は、始皇帝の意によって等身大の人の姿になった。古城の古井戸から発見された木簡には、何が記されているのか。

展示構成ーEXHIBITIONー

第1章 統一前夜の秦~西戎から中華へ

紀元前770年、周王朝は洛陽に遷都し、次第にその権威は失われました。すると各地で、有力な諸侯―せいえんかんちょうしん―の七国が独立し、しのぎを削る時代に入ります。

約550年続いたこの群雄割拠の世が、後に言う春秋戦国時代です。本章では、東方の六国から野蛮な国とみなされていた西方の小国・秦が、中華統一を成し遂げるに至った、その道筋を辿ります。

《騎馬俑》
咸陽市周辺の塔児坡とうじは村の、とある戦国時代の秦墓から発掘された騎馬俑です。秦王朝における兵馬俑の、最古の作例の1つとみなされています。始皇帝の兵馬俑と比較すると、非常に小さく、また写実性に欠けた姿です。この騎馬俑が、どうしてあれほど大きく、リアルな姿になったのでしょうか。

《騎馬俑》

《騎馬俑》 戦国秦 咸陽市文物考古研究所 ※一級文物

第2章 統一王朝の誕生~始皇帝の時代

紀元前221年、秦の嬴政えいせいは遂に東方の六国すべてに打ち勝ち、史上初めて中国大陸を統一します。嬴政は、それまでの最高の地位であった「王」を超える称号として、新たに「皇帝」を名乗ります。” 始皇帝”の誕生です。

わずか十数年のうちに秦王朝は滅亡しましたが、始皇帝の墓に眠る等身大の兵馬俑や、万里の長城といった遺物は、今なお我々の興味を惹いてやみません。本章では、これらの空前絶後の奇観を作り上げた、始皇帝という絶大な権力者とその時代を紐解きます。

《戦服将軍俑》
戦車に乗り、歩兵や騎兵の小部隊を統率した高位の武官の俑を「将軍俑」と言います。約8000体の埋蔵が推定されている秦始皇帝陵の兵馬俑群の中でも、将軍俑は現在まで11体しか確認されていません。本品も、日本初公開となる貴重な1体です。

《戦服将軍俑》

《戦服将軍俑》 統一秦 秦始皇帝陵博物院 ※一級文物

第3章 漢王朝の繁栄~劉邦から武帝まで

紀元前202年、漢の劉邦が西楚の項羽を破り、再び中華を統一しました。秦の旧都・咸陽の廃墟の上に長安城を立てた漢は、行政においても秦の制度を引き継ぐことで、古代中国における一つの黄金時代を築きました。

西暦8年には、王莾おうもうが政権を奪って新を樹立しますが、25年には漢王朝の皇族・劉秀が光武帝となり、漢王朝を再興しました(後漢)。本章では、220年に後漢が滅亡するまでの、およそ400年続いた壮大な漢王朝の繁栄の秘密を明らかにします。

彩色歩兵俑さいしょくほへいよう
漢王国を打ち立てた皇帝・劉邦の家臣の墓の近くから出土した、約1900体の兵馬俑のうちの1体です。高さ50cmの歩兵俑は、始皇帝陵の等身大の武士俑に比べると明らかにミニチュアサイズですが、その発想はどこから来たのでしょうか。

彩色歩兵俑

《彩色歩兵俑》 前漢 咸陽博物院

《「王精おうせい龜鈕きちゅう金印》
四本の足で立ち、勢いよく頭を持ち上げる亀の形のちゅう(つまみ)が特徴的な金印で、「王精」と彫られています。一説には、前漢を滅ぼした王莽の時代の「王(=皇太子)の精」という人物の印章と言われていますが、一方で「王精」という姓名の人物のものであった可能性も残されています。

「王精」龜鈕金印

「王精」龜鈕金印》 漢 西安博物院 ※一級文物

彩色一角双耳獣さいしょくいっかくそうじじゅう
角を前方に向け、耳と尾を逆立て、口を開いて相手を威嚇する一角獣の姿の俑です。漢代の『異物志』という書物に、一角いっかくで善悪を区別するかいちという獣の伝説が伝わっており、その由来から一角獣の俑は墓守の役目として埋葬されたと考えられています。

彩色一角双耳獣

《彩色一角双耳獣》 漢 永寿県博物館

鎏金りゅうきん青銅馬》
前漢の武帝が、姉である陽信長公主に授けたとされる、金メッキの馬の象です。そのモデルは、「一日千里を走る」と謳われた西の大宛の名馬”汗血馬かんけつば”で、武帝が未だ見ぬその馬への憧れを託して作らせたと考えられています。後に武帝は、大宛へ使者を送り、本物の汗血馬を獲得しました。

鎏金青銅馬

《鎏金青銅馬》 前漢 茂陵博物館 ※一級文物

「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」開催概要

展覧会名 日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~
会期 2022年11月22日(火)〜2023年2月5日(日)
時間 9:30~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 2022年12月31日(土)、2023年1月1日(日)
会場 上野の森美術館
住所 東京都台東区上野公園1-2
アクセス
入場料 一般/2,100円
高校・専門・大学生/1,300円
小・中学生/900円

※価格は全て税込み。
※2022年11月2日(水)10時よりチケット発売開始予定
※本展は日時指定予約制です。当日の入場枠を設けておりますが、ご来場時に予定枚数が終了している場合がございます。
※未就学児は入場無料。
※小学生以下は、保護者同伴でのご入場をお願いします。

※学生券でご入場の場合は、学生証の提示をお願いいたします。(小学生は除く)
※障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで入館無料となります。ご来館の際、会場入口スタッフへお声がけください。(日時指定予約は不要)
※詳細は、展覧会公式サイトをご確認ください。

【平日夕方入場でプレゼントをゲット!】
平日16時以降にご入場の方には、イラストレーター・なかむらるみさんとコラボによる展覧会特製ステッカー(非売品)をプレゼント!
このステッカーは、展覧会特設グッズ売場で1,000円(税込)以上のご購入で、300円(税込)割引のクーポンとしてご利用いただけます。(入場当日のみ1会計限り有効)

※なくなり次第、終了となります。
※状況により、予告なく特典を中止させていただく場合もございます。予めご了承ください。
公式サイト 「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」公式サイト
SNS一覧
主催 東京新聞、フジテレビジョン、上野の森美術館、陝西省文物局、陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)、秦始皇帝陵博物院
後援 外務省、中国大使館、公益社団法人日本中国友好協会
協賛 DNP大日本印刷
協力 一般財団法人日本中国文化交流協会、東海大学情報技術センター
記事URLをコピーする

この記事を気に入ったら
いいね!&フォローしてね

この記事を書いた人
Takenaka Kenji

著者名:Takenaka Kenji

デザイン事務所playpark代表、クリエイティブディレクター・Webディレクター・イラストレーター。 趣味は、美術館・展覧会・仏像巡り。 目標:全国の美術館を制覇する事。

noteアイコン

スポンサーリンク