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【展覧会】水木しげる生誕100周年を記念し妖怪画100点以上を一挙公開する展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」が佐川美術館にて2022年11月27日まで開催中

©水木プロダクション

【展覧会】水木しげる生誕100周年を記念し妖怪画100点以上を一挙公開する展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」が佐川美術館にて2022年11月27日まで開催中

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アート新情報では、日本全国で開催されているおすすめの展覧会やアートイベントをピックアップして、みどころや開催期間・会場・巡回展などの情報をまとめました。

水木しげる生誕100周年を記念し、百鬼夜行の名にふさわしく水木の妖怪画100点以上を一挙公開する展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」が佐川美術館にて2022年9月16日(金)~11月27日(日)まで開催中。本展のみどころや展示作品などをご紹介します。

※以下、画像と展覧会説明はプレスリリースから引用

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」概要

《がしゃどくろ》 ©水木プロダクション

《がしゃどくろ》 ©水木プロダクション

日本漫画界を代表する水木しげる(1922-2015)。漫画連載の傍ら、妖怪研究の様々な文献を紐解き、生涯にわたり数多くの妖怪画を描き続けました。

本展では、百鬼夜行の名にふさわしく、水木の妖怪画100点以上を一挙公開する他、江戸時代の絵師・鳥山石燕(1712-1788)の『画図百鬼夜行』、昭和初期の民俗学者・柳田國男(1875-1962)の『妖怪談義』など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料を初めて公開します。

代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ多くの妖怪作品を生み出した水木しげるは、「妖怪」という言葉が一般に広がるきっかけを作っただけでなく、その後も長きにわたり妖怪ブームの原動力を担い続けました。

現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木が、どのように妖怪と向き合い、描いてきたのか、本展を通して妖怪を身近に感じ、今なお多くの人を魅了し続ける水木の世界観をご堪能ください。

本展のみどころ

水木しげるが描いた妖怪画、約100点が勢ぞろい

最晩年の2014年に妖怪画の集大成となる、『決定版 日本妖怪大全』を出版した水木しげる。生涯にわたり描いた妖怪画の数は日本の妖怪だけで実に1000点近くに上ります。

代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、「河童の三平」「悪魔くん」などは幅広いファンに支持され、“妖怪ブーム”と称されるほどの社会現象を引き起こしました。時に恐ろしく、時にはユーモアあふれる姿で描かれた様々な妖怪にご注目ください。

妖怪画制作の具体的な手法を初めて紹介

数多くの妖怪を描いた水木しげるの手法にクローズアップするのは、本展が初めての試みとなります。

水木が妖怪画を描いた創作方法は、大きく3つに分けられます。まずは、古の絵師のデザイン及び名前を踏襲しつつ、独自の解釈を取り入れて描く「絵師達から継承」する場合がありました。

また、語り継がれてきた妖怪の情報をもとに、民族の仮面や祭礼装束などから、その妖怪に相応しいデザインを見つけ出し、「様々な資料から創作」することもあったと言います。

そして、古くから伝わる説話などの研究書から妖怪のイメージをつかみ、想像力を駆使して姿形を与えた「文字情報から創作」するケースもありました。

妖怪文化の歴史に迫る

日本では古くから絵巻物や仏教絵画などに描かれてきた妖怪。とくに江戸時代には、怪談が庶民の間でも流行していたことから、出版技術の発展により、妖怪図鑑の先駆けとなる書籍が数多く刊行されました。

さらに明治時代になると、妖怪を学問的にとらえる研究者が次々と登場し、日本各地に伝わる昔話などからその歴史を辿ろうとする動向があらわれます。 本展では、水木しげるの妖怪画を描く情報源となった、様々な文献や先人たちの妖怪研究の著作も紹介します。

展示構成

第1章 水木しげるの妖怪人生

水木しげる

水木しげる ©水木プロダクション

漫画家にとどまらず、妖怪絵師であり研究家でもある水木しげるは、なぜこれほどまで妖怪にこだわり続けたのか?

幼少期に、祈祷師の妻だった「のんのんばあ(※のんのん(仏)さんを拝むお婆さん)」にお化けや不思議な話を聞いた境港時代、生死を彷徨った従軍時代、貧困の貸本漫画家から一躍人気漫画家となった時代を通してその理由の片鱗を探ります。

第2章 古書店妖怪探訪

《べとべとさん》 ©水木プロダクション

《べとべとさん》 ©水木プロダクション

古書店街を頻繁に訪れていた水木しげるは、民俗学や妖怪に関する書籍を探し、妖怪を描くことに繋げていました。本章では古書店で購入した鳥山石燕の『画図百鬼夜行』や柳田國男の『妖怪談義』をはじめとする、水木所蔵の妖怪関連書籍を展示します。

第3章 水木しげるの妖怪工房

《児啼爺》 ©水木プロダクション

《児啼爺》 ©水木プロダクション

晩年までに1000点近くの日本の妖怪を描いた水木しげる。本章では、水木による妖怪画の創作方法を「絵師達から継承」「様々な資料から創作」「文字情報から創作」の3つのパターンに分けて紹介します。

第4章 水木しげるの百鬼夜行

《一反木綿》 ©水木プロダクション

《一反木綿》 ©水木プロダクション

水木しげるの妖怪画を存分に味わえる章として、「山」「水」「里」「家」それぞれに棲む妖怪ごとに展示します。水木が描いた妖怪画を心ゆくまでお楽しみください。

佐川美術館

【展覧会】水木しげる生誕100周年を記念し妖怪画100点以上を一挙公開する展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」が佐川美術館にて2022年11月27日まで開催中画像

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」開催概要

展覧会名 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~
会期 2022年9月16日(金)~11月27日(日)
時間 9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)
会場 佐川美術館
住所 滋賀県守山市水保町北川2891
アクセス
入場料 一般/¥1,200
高大生/¥800(要学生証提示)
中学生以下/無料(要保護者同伴)

※価格は全て税込み。
※障害者手帳をお持ちの方(要提示)、付添者(1名のみ)無料
※無料枠の方(お子様〈0歳~中学3年生〉、障害者手帳をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方の付添者1名、招待券〈無料観覧券を含む)をお持ちの方もご予約が必要です。
※ご予約時にネット決済による入館チケット購入をお願いします。
※電話や美術館窓口でのご予約はできません。
※本料金で「常設展」もご覧いただけます。
チケット購入先 事前予約サイト
混雑緩和のため、本展はWEBでの事前予約(ネット決済による入館チケット購入)が必要です。
ご予約のない方は、佐川美術館へご入館いただけません。
公式サイト 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 特設サイト
美術館公式サイト 佐川美術館 公式サイト
SNS一覧
主催 佐川美術館 (公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団)、 NHK大津放送局、NHKエンタープライズ近畿
後援 滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会
企画協力 水木プロダクション
協賛 凸版印刷
制作協力 NHKプロモーション
協力 SGホールディングス株式会社、佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社
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この記事を書いた人
Takenaka Kenji

著者名:Takenaka Kenji

デザイン事務所playpark代表、クリエイティブディレクター・Webディレクター・イラストレーター。 趣味は、美術館・展覧会・仏像巡り。 目標:全国の美術館を制覇する事。

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